現在32Cタイヤを履かせている。太めのタイヤなので振動が少なく快適に走行できている。ただ、悪路に対しては厳しい部分がある。一時的であれば我慢の問題だが、地域によっては延々と悪路が続く。
もう少し快適に走行するために、サスペンションステムを導入することにした。
値段はピンキリだが最安グレードが7000円で買える。数万円は厳しいが7000円なら財布にも優しい。レビュー内容も悪い印象は無く、サスペンションも十分に機能しているようだ。
開封
説明書は中国語と英語のみだが、通常のステム交換と同様なので困ることは無い。また、装着に必要な六角レンチも付属していた。
ステムは90㎜7℃でフロントフォーク28.6㎜、ハンドル31.8㎜となっている。自前のハンドルが25.4㎜だと分かり別途スペーサーで対応した。
バネが4本付属している。それぞれ強度が違うので好みで交換する形になる。バネは黄色<青色<赤色<緑色の順で固くなる。また、振動幅は15~20㎜とのこと。
バネの交換
購入時は青色のバネが装着されている。交換は六角レンチで簡単に取り外しができる。蓋を外すとハンドルが下がるので注意が必要。また、ハンドルを元の位置に戻さないと蓋を締める事ができない。
バネと蓋の接合部分にグリスが塗られている。数回交換を繰り返すと乾いてしまったので、試乗を終えた段階で塗り直した。
感想
まずサスペンションは十分に機能している。走行中の衝撃はハンドルを素通りしサドルで受ける。衝撃を無いのは変な感覚だ。勿論、バネの強度によって緩和される度合いが違う。
柔らかいバネを使用すると、ハンドルを握るだけで下に沈む。それだけ振動幅を広く拾ってくれるわけだが、走行時はコンニャクを握ってるかのような感覚になる。
固いバネを使用すると、ハンドルを握っても微動だにしない。拾う振動幅が狭く弱い衝撃には反応しない。強い衝撃にのみサスペンションが機能する。
ただ、振動幅を超えた衝撃はモロに受ける。サスペンションにも限界がある。
気になるのが音だ。サスペンションが機能している証拠であるが、緩衝時は常にシャカシャカと騒がしい。耳が慣れてくるまで辛抱を強いられる。シャカシャカシャカシャカ(あと重い)
まとめ
幾つか不満点はある。だけど7000円の価格帯を考えると値段なりに検討していると思う。これ以上を求めるなら数万円出すしかない。
安価でサスペンションが手に入るのは良い。下り坂では気持ちよく衝撃を吸収してくれ、交差点の段差も気にならない。不測の衝撃に怯える必要もない。減速を繰り返さずに気の向くまま走行を楽しめる。
いやぁサスペンション良いなぁ。次はサスペンションシートポストかも。
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