中古で仕入れたプレスポが不調だ。フロントディレイラーのボルト調整が効かない。車体も2018年製と使用感もあることから、シフトワイヤーと一緒に新調することにした。
使用パーツはAltus FD-M313-6とharukita シフトケーブルセット。物価高で値上がり傾向であるため安価なパーツで抑えた。
Shimano Altus FD-M313-6
購入当時の値段は約2000円ぐらい。
レビューでプレスポ使用報告があったので参考にした。
標準バンド径が34.9mm。
プレスポのバンド径は31.8mmなのでサイズが合わない。
31.8mmと28.6mmの2種類のアダプターが付属。
というわけで、31.8mmを装着する。
いい感じに装着できた。プレスポに問題なく使用できるはず。
フロントディレイラーの取外し
フロントディレイラーより先にチェーンを外す。(写真は撮り忘れた)
六角でシフトワイヤーを外す。
六角でバンドも外していく。
取り外したディレイラーはTourney TXだった。altusに交換するからグレードは上がる。
フロントディレイラーの取付
FD-M313を取付ていく。
ディレイラープレートとアウターギアを平行に調整。
チェーンリングと1mm~3mmに調整。
新品なのでガイドシールを参考にすると楽だ。(赤いやつ)
六角でバンドを締めて固定する。
プロセットアライメントブロックを取り外す。
聞きなれない名称だけど、ディレイラーに挟まっている黒プラスチックのやつ。
チェーンを取り付る。
ローの調整
フロント/最小スプロケット、リア/最大スプロケットにする。
Lと刻印されたボルトがある。
締めたり(外側)緩めたり(内側)して調整。
内プレートとチェーンの隙間を0mm~0.5mmにする。
ペダルを回してチェーンとプレートの接触を確認。
ほんの僅かに触れるくらいに調整した。
シフトワイヤー交換
シフトワイヤーも交換する。
アウターアジャスターを締め切った状態にする。
脇のゴム蓋を外してシフトーワイヤーを入れる。
アウターケーブルも交換するので既存の長さと同じに切断する。
切断面を整えエンドキャップを装着。インナーワイヤーを入れる。
ケーブルをはめる。
インナーワイヤーをガイドに通す。
フロントディレイラーにワイヤー通す。
六角で締めたらワイヤーカッターで切断。
ペンチを使用してエンドキャプを装着。
トップの調整
アウターアジャスターを反時計に少し回す。
緩んだワイヤーに張りができる。これでフロントギアの移行が可能になる。
フロント/最大スプロケット、リア/最小スプロケットにする。
フロントギアが移行しない場合。先ほどのアジャスターで再調整(様子見ながら)
Hと刻印されたボルト。
締めたり(外側)緩めたり(内側)して調整。
外プレートとチェーンの間を0mm~0.5mmに調整。
ケーブルの張り調整(トリプルギアの場合)
フロント/中間スプロケット、リア/最大スプロケットにする。
フロントはトップからミドルにシフト操作した状態から調整する必要がある。
アウターアジャスターを緩めて調整。
内プレートとチェーンの間を0mm~0.5mmにする。
以上で終了。
まとめ
今回は修理で一番面倒な作業だった。慎重に作業を進めないとチェーン落ちなど起こりえる。だから、変速がスムーズになった時は肩の荷がスッと下りた。
本当はお店に頼むのが一番だ。だけど、工賃が馬鹿にはならない。今はYOUTUBEで解説動画が溢れているから、自分で修理するのが一番のコスパだと思う。
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